推薦グランドカバー

植物選択のポイントは、まずその場所での目的や何がしたいのか？ を明確化することです。
環境面での確認は、最終でチェックしましょう。
また、できるだけ密植をさけて余裕をもって植栽する方が後々により美しく演出されることになります。
葉の色彩、花期、香りなど人の感性に直接かかわる要素は必ずチェックしておきクライアントに伝えましょう。

ビッタータス
Ophiopogon jaburan‘Vittatus’

ユリ科 ジャノヒゲ属

園芸品種 常緑宿根草

シンボル（ひっそり） 日本原産のノシラン（熨斗蘭）よりも若干耐寒性が弱い。白の斑入り品種で、明るいイメージに仕上がる。耐陰性にも優れている。秋の青い実も美しく観賞できる。

キチジョウソウ
Reineckea carnea

ユリ科 ジャノヒゲ属

日本原産 常緑宿根草

シンボル（吉祥・吉事） 日本原産で、年中緑が衰えることなく美しさを保つ。耐陰性に優れている。乾燥にも強く、花も美しく情緒がある。縁起花。冬に赤い実ができる。近年、スズラン科に分類される傾向。

アジュガ‘チョコレートチップ’
Ajuga reptans‘Chocolate Chip’

シソ科 アジュガ属

園芸品種 常緑宿根草

シンボル（達成・心安らぐ家庭） 葉が、赤紫の小葉品種。生育旺盛で、日向でも美しさを保つ。ロックガーデンや寄せ植えにも使える。

フッキソウ
Pachysandra terminalis

ツゲ科 フッキソウ属

日本原産 常緑低木

シンボル（祝意・善き門出） 富貴草 学名のPachysandraは、ギリシャ語のpachys（太い）＋とandros（雄しべ）の意味。別名、吉字草ともいう。日本原産だが、欧米でもグランドカバーとして頻繁に見かける。

フイリツワブキ 浮雲錦
Farfugium japonicum cv.

キク科 ツワブキ属

園芸品種 常緑宿根草

シンボル（困難に傷つけられない） 斑入石蕗 白い外斑入品種で、葉がとても美しい。秋に黄色の花をつける。耐潮性にも優れている。

フイリヤブコウジ 白王冠
Ardisia japonica‘Variegata’

ヤブコウジ科 ヤブコウジ属

園芸品種 常緑小低木

シンボル（明日の幸福） 斑入藪柑子 ヤブコウジの外斑入り品種。中央部が、赤みを帯び、大変美しい品種。別名十両とも呼ばれ、千両や万両とともに、古典園芸植物の中で縁起の良いものとして親しまれてきた。耐陰性に優れている。

リピア カネスケンス
Phyla canescens /
Lippia canescens

クマツヅラ科 イワダレソウ属

日本原産 常緑宿根草

シンボル（節度・節操のある） 姫岩垂草 基部で枝分かれして地表を這い、節々から根を下ろし、各節から芽を出す。小さな白い花を、次々と咲かす。強健で、砂漠緑化や都市部の屋上緑化にも使われている。日向向きのGC

ポテンティラ ベルナ
Potentilla verna
 

バラ科 ギジムシロ属

ヨーロッパ原産 常緑宿根草

シンボル（愛情） 日本原産のキジムシロやミツバツチグリの仲間匍匐性が強く、強権種。優秀な日向向けのグランドカバーといえる。欧米でもよく使われている。学名のPotentillaは、強力なという意味。